2014年8月17日日曜日

6月の釣り風景

皆様、こんにちは!



「次回は釣り動画をUPします」 などと書いたくせに更新もせず、反省する気が全く無い「すぅ」でございます。

いやぁ~ディスクトップをWindows7(今更)にしたら動画編集ソフトが不安定で、途中で落ちるんですよ。普段、タブレットばかり使っているので完全に拗ねちゃってますね。ファイルとか環境の引越しが面倒なんで・・・

ではでは釣り動画 一本目


シーズンに入ったので師匠と尻別川の上流域へ出かけてみました。
雪代の増水を懸念して道南方面に向かったのですが、雨が少ないせいか渇水ぎみです。
毎年、渓流釣りの初陣はカメラを意識する余裕もなく、夢中で釣りをしているので使える映像がほとんどありません。おまけに元動画を削除してしまったため画質も悪い。

釣り動画 二本目


毎年、欠かさず足を運ぶ道央の渓流。今回は釣り仲間のM山さんとニジマスを釣りに出かけました。前回の反省を踏まえM山さんにスポットを当ててみましたが、良い画が撮れてませんね。大きなニジマスがライズしていたのですが、M山さん・・・バラしてます!そこはシッカリ撮りました(笑)




これ、M山さんが釣り上げたホウライマス(無斑のニジマス)。このサイズは珍しいよね。


以上、6月の釣り風景を8月に更新するこの体たらく
次回は7月の釣り風景を8月中にアップする未定!  期待しないでねぇ~ (^‐^)/



2014年6月1日日曜日

すぅ工房の竹竿作り その2

皆様、こんにちは!


すぅ工房の竹竿作り、前回に続きまして「その2」をお届けします。
 前回の課題、その②「簡単にベストな時間と温度で火入れがしたい」 の解決方法を探し求めネットを彷徨っていると、皆様苦労しておられる ようです。

電気コンロを使用する方、バーナーで銅管を炙る方、ヒートガンを使う方、火入れなんて適当でいいんだよ!細けぇことは気にすんな!と様々です。
その中でリボンヒーターを使って、正確なデーター分析を行っている方を発見しました。温度と時間で細かい竹竿のデーターを収集しておられます。私の場合、ただ楽がしたいだけなのですが正確な時間と温度を得られる点に惹かれ参考にいたしました。なによりもコンパクトに設計できる点が素晴らしい。

まずはコストを考えて、ヤフオクで温度調節器を格安で落札しました(笑)
これをメタルケースにヒーター用SSRと一緒にセットします。最近はもっとコンパクトな温度調節器もあるので、コントローラーは更にコンパクトにできるでしょう。


コントローラーが黒なので、ケースも黒でキメてみました。


んで、ヒーターは22Φの銅管にリボンヒーターを巻きつけ熱電対を設置、内径27Φのロックウール保温筒で包みます。異常加熱防止にサーモスタットも忘れずに。


ヒーター部は高温になるためハンダが使えません。なので電気部品はコネクタと圧着スリーブを使用して結線し、絶縁は耐熱ガラスチューブを使います。もちろんケーブルもシリコン耐熱ケーブル使います。300℃の耐熱設計ですがサーモスタットは250℃開放を使用しています。
これを7cm角のアルミ角柱に収めます。

可搬性を考えて取手を付け、高温注意シールを貼って完成!

携帯便利なスタイリッシュ竹焼き器   「竹焼け太1000」(仮)

コントローラー部 高さ13cm幅13cm奥行き26cm
ヒーター部     高さ10cm幅7cm奥行き100cm 


コンパクトサイズなので、リビングやキッチン、寝室と場所を選ばず火入れができます。

180℃で10分間加熱しても筐体はほんのり温かいぐらいです。
竹を直接入れると焦げるので麻糸などでバインディングしてから挿入します。
銅管の経が小さいのでティップ部バット部と2回に分けての火入れとなります。
竹以外のモノは焼けません。(試してません)


…しかし、近所のホームセンターに売っているアルミ角材が1mだったので、2ピースロッドだと6ft5inchまでしか焼けません。保温筒も1m、銅管も1m、7ft以上のロッドだと130cmは欲しいところ。ネットだと必要なサイズにカットして販売してくれるサイトもありそうです。


使用材料 ヒーター部

アルミ角材70×70×1000、(アルミ板1m厚、アルミアングル)←両端キャップ用、ゴム足2個、取手、銅管22Φ1m、ロックウール保温筒(20A内径27mm20mm厚)、菊座、熱電対Kタイプ、サーモスタット(250℃開放)、シリコン耐熱ケーブル、リボンヒーター200W2m、アルミ耐熱テープ、ケーブル引き出し口(耐熱)、圧着スリーブ、圧着端子(平型)、絶縁耐熱ガラスチューブ

使用材料 コントローラー部

温度調節器、ヒーター用SSR(ソリッドステイトリレー)、スイッチ、ヒューズボックス、端子台×2、圧着端子、配線用PVCワイヤー、コンセントケーブル

主要工具

卓上ボール盤、電動鉄工ドリル、ハンドニブラ、鉄鋼用棒ヤスリ(丸・平)、ドライバー、圧着ペンチ、ハンドリベッター、ネジきりタップ3M、鉄工用ホールソー27Φ、ワイヤーストリッパー、ハンダゴテ


材料の諸経費3万5千円ぐらいです。温度調節器を格安で入手したのにヒーターの作成にお金が掛かり過ぎました。竿とかリールが買える出費ですね…(汗)



次回は釣りの動画をUPします。


     

2014年5月31日土曜日

すぅ工房の竹竿作り その1

皆様、こんにちは!


釣り馬鹿の皆様方におかれましては、日々ご爆釣のこととお慶び申し上げます。
今年も渓流釣りシーズンが到来いたしましたので久々にブログを更新しております。
「すぅ」でございます。

釣りネタもいくつかあるのですが、今回はオフシーズンにコソコソ作った竹竿のお話です。フライフィッシングを始めて6年、私も例に漏れずプロビルダーの高価なバンブーロッドに興味があります(10万以上~)。中古でも高値で取引されるそれらの竿はきっと素晴らしい釣り味なのでしょう。しかも有名ビルダーの銘竿ならば、さぞ所有欲も満たされることでしょう!

しかし、このヘッポコ釣り師「すぅ」は、そのような高価な竿を所有するに値するであろうか?年数を経た工芸品・美術品ともいえる銘工が作成した竿を折ることがあれば、文化財保護法に抵触するのではなかろうか?そもそも、そのような竿を私は釣りに使えるのであろうか?

・・・無理!     釣竿とは「お魚を釣る道具である」

   決して暖炉の上に飾ってブランデーを舐めながら眺めるものでは無いのだ! はっはっはっ!!

え~長々と言い訳を書きましたが、簡単に言えば「竿を買う金が無い」「手に入れても折れたら泣く」考え抜いた挙句、そうだ10万で竿を買うなら竿を作る道具を買おう!との結論に達しました。そこで師匠に相談したところ「道具一式貸すから一本作ってみたらいい。道具を揃えるのはそれからでも遅くないよ」とのこと。

有難く道具をお借りして竿作りを開始

①竹を割って
②曲げなおし→荒削り
③火入れ→仕上げ削り→接着→塗装→フェルール付け
④リールシートも削って
⑤ラッピング(ガイドを付けて)→グリップとシートも付けて→はい完成!


      桃源郷 7ft0inch



  仙人杖 6ft3inch



バンブーロッド作りの工程は、詳しく説明してるホームページが多々あるのでここでは説明しません。平日の夜と休日を利用しながらのんびり作ったので3~4週間掛かりました。

作ってみた感想としては、全体を通して作業が繊細である。竹の傷や節の状態によって割った竹が全てが利用できない。集中力が途切れると雑になるので一日2~3時間以上の作業が困難。シンプルなラッピングでも綺麗に巻くのは大変である。などなど・・・バンブーロッドが高額なのも納得です。

しかし、作成過程でいくつか問題点も出てきました。

①ラッピングで無駄に硬化するエポキシを減らしたい
②簡単にベストな時間と温度で火入れができないものか

硬化して無駄になったエポキシ

①のエポキシ問題については2段式のロッドドライヤーを作成しました。2本同時に作業ができるので無駄に硬化するエポキシを減らせます。


②のベストな火入れについては次回に続きます。